この記事は、ネットワーク内の特定のユーザーに対するすべてのポリシー設定を確認する管理者を対象としています。 グループポリシー結果(GPResult.exe)コマンドラインツールは、特定のユーザーまたはコンピューターに有効なすべてのポリシー設定を確認します。 システム管理者は、自分の管理範囲内の任意のリモートコンピュータでGPResultを実行できます。 デフォルトでは、GPResultはGPResultが実行されているコンピュータで有効な設定を返します。
GPResultを実行するには、同じネットワーク上の任意のコンピュータを選択します。
- [ スタート] 、[ ファイル名を指定して実行 ]をクリックし、 cmdと入力してコマンドウィンドウを開きます。
- 以下の図1に示すように、 gpresultと入力して、出力をテキストファイルにリダイレクトします。
- このCMDウィンドウはあなたの記録を保つためにテキストファイルにGP結果を向ける方法をあなたに示します。
管理者は、GPResultコマンドラインツールを使用してGPResultを他のユーザーやコンピュータに送信することもできます。 ツールの完全なパラメータを以下に示します。
/ sコンピューター
リモートコンピュータの名前またはIPアドレスを指定します。 (円記号は使用しないでください。)デフォルトはローカルコンピュータです。
/ u DomainUser
UserまたはDomainUserで指定されたユーザーのアカウント権限でコマンドを実行します。 デフォルトは、コマンドを発行したコンピュータに現在ログオンしているユーザーの権限です。
/ pパスワード
/ uパラメーターで指定されているユーザーアカウントのパスワードを指定します。
/ user TargetUserName
RSOPデータを表示するユーザーのユーザー名を指定します。
/スコープユーザー
ユーザーまたはコンピューターの結果を表示します。 / scopeパラメーターの有効な値はユーザーまたはコンピューターです。 / scopeパラメータを省略すると、gpresultはユーザーとコンピュータの両方の設定を表示します。
/ v
出力に詳細ポリシー情報を表示することを指定します。
/ z
出力にグループポリシーに関する利用可能なすべての情報が表示されるように指定します。 このパラメーターは/ vパラメーターよりも多くの情報を生成するため、このパラメーターを使用すると、出力をテキストファイルにリダイレクトします(たとえば、gpresult / z> policy.txt)。
/?
コマンドプロンプトにヘルプを表示します。
ソース:Technet